AutoCAD操作説明書

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AutoCAD LT2010の使い方 (4)AutoCADの座標知識

AutoCAD2010使い方


MENU 
 

(1)AutoCAD2010画面構成


画面構成
 
 

(2)AutoCAD2010基本操作


基本操作 
 

(3)AutoCAD2010実践作図


①図面を描く準備

②図面範囲、図枠の配置

③ファイルの保存

④実際の作図

⑤移動、拡大、縮小

⑥寸法線の配置

⑦オブジェクトの削除、分解

⑧実際の印刷 
 

(4)AutoCADの座標知識


①座標の基礎

②座標入力の作図

(デカルト座標)

③座標入力の作図

(極座標)
 

(5)AutoCAD作業別マニュアル


作業別マニュアル
 

(6)コマンドエイリアス


コマンドエイリアス 
 

(7)注釈尺度とレイアウト印刷


注釈尺度とレイアウト印刷
 

(4)AutoCADの座標知識

①座標の基礎

②座標入力の作図 (デカルト座標)

③座標入力の作図 (極座標)

③座標入力の作図(極座標)

距離角度を入力して作図する方法 "L" "<" "θ"で表します。

極座標は距離と角度で点に位置を指定し、距離と角度を左不等号(<)で区切って「(距離)<(角度)」形式で表します。

例えば原点からの距離が5000でX軸からの角度は30°の線を作成する場合は、線分を選択して1点目に"0""TAB""0"と入力してエンター。2点目に"5000" "<" "30"を入力します。("5000" "TAB" "30"でもOK)※ダイナミック入力について(注 度=d、分='、秒="で入力します。例えば30度30分30秒の場合は「距離<30d30'30"」と入力することになります。)

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初期設定では、角度の正の方向は反時計回りです。時計回りに移動するには、角度に負の値を入力します。角度の方向の設定は図面毎に保存され、現在の図面の角度表記規則を変更するにはアプリケーションボタンの図面ユーティリティの単位設定を選択して"単位管理ダイアログ"を使用し、表示されるダイアログで、時計回りにチェックを付けます。

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極座標にも、原点を基準にした絶対座標と、直前の点を基準にした相対座標があり、絶対座標では座標値の前に#記号を付け、「#3000<160d」のように表します。相対座標を指定する場合はそのまま「3000<160d」と入力できます。(実際には"3000" "TAB" "160"と入力してもコマンドラインには「@3000<160」となっています。@は相対座標の記号で、角度の記号dは省略されています。)

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では実際に極座標を使って正方形を作図してみます。

①線分コマンドを実行しダイレクト"4000""<""45"と入力してエンター。(最初の点原点から4離れた角度45°の点を指定しました。)

②次の点として直接"4000""<""135"

③"4000""<""225"

④"4000""<""315"と入力してエンター。(同じように距離を4000角度だけを135度、225度、315度の順で指定し、コマンドラインへ極座標を直接入力します。最後にカーソル下方向のメニューから"閉じる"を選択しエンター(最初の点まで線を延ばす)。四角形ができあがりました。

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