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2-2. 3Dの表示 3D空間について 2Dの場合は基本的に横方向と縦方向の平面的な空間に作図しましたが、3Dの場合はこれ以外に高さが必要となってきます。 そのため2Dの真上からの作図では分かりにくいため、3Dでは斜め上から表示されるのが一般的です。さらに自由に球回転でビューを表示させることができます。
AutoCAD 3Dの空間 下図は3D空間に1枚の薄い板を作成したイメージです。これを斜め上から見下ろしている感じになります。この板の実際の数値は「横50mm×縦50mm×高さ1mm」で作図されています。 アイコンのある場所が原点(0,0,0)となっています。 上の画面ではX方向の右上が正の数、Y方向左斜め上が正の数、Z方向上が正の数となります。
視点表示(ビュー)の変更方法 「ViewCube」 AutoCAD画面の右上にViewCubeが配置されています。これを使用することで簡単に視点表示を変えることができます。 ViewCubeの各ポイントにマウスを持って行くと青く色が変わります。このポイントがホットスポットになります。
直方体の2D表示(真上から見た表示)
直方体の3D表示(斜め上から見た表示)
直方体の3D表示(真横から見た表示)
視点表示(ビュー)の変更方法 「オービット」 画面の右横に配置されているナビゲーションバーに"オービット"があります。これを使用することで自由な視点表示を得ることができます。 リボンの"表示"タブ、"ナビゲーション"パネルにも"オービット"があります。(AutoCAD2015以降は初期設定で非表示) AutoCAD 2014 オービットの種類
AutoCAD2019 AutoCAD 2015以降では初期設定で"ナビゲーション"パネルは表示されていません。表示したい場合はパネルを右クリックでパネル表示→ナビゲーションにチェックを入れます。
オービットを使用して上の直方体を回転させて任意の場所を表示
オービット実行中は下図に様なカーソルにかわりESCを押すまで継続されます。
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