AutoCAD操作説明書

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AutoCAD 2012の使い方

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AutoCAD2012の使い方


MENU 
 

(1)AutoCAD2012機能比較


バージョン別に機能を比較 

レギュラー版とLT版の違い 
 

(2)AutoCAD2012動作環境


AutoCADの価格

動作環境の説明 
 

(3)2012新機能概要


①コマンドオートコンプリート

②重複オブジェクトの削除

③Content Explorer

④自動調整配列複写

⑤ビューポートの表示

⑥グループ機能の強化

⑦リボンメニューの新アイテム

⑧クイックプロパティ

⑨作図位置の微調整

⑩窓選択に機能が統合

⑪スナップモードの最適化

⑫グリップ編集

⑬AutoCAD WSへのアクセス 
 

(4)AutoCAD LT2012体験版


①体験版のダウンロード方法

②体験版のインストール方法 
 

(5)追加されたコマンド


追加されたコマンド・更新されたコマンド
 

(6)インターフェース


①リボン

②クイックアクセスツールバー

③カーソル

④UCSアイコン

⑤クラシック表示

⑥ステータスバー

⑦コマンドライン 
 

(7)サービスパック1の適用


解決された問題
 

(8)AutoCADオプション設定


オプション設定について

ファイル

表示

開く/保存

印刷とパブリッシュ

システム

基本設定

作図補助

選択
 

(9)CAD製図基準テンプレート


CAD製図基準テンプレートとは

テンプレート開き方 

表題欄の入力 

ビューポート修正 

オブジェクト、寸法、文字 

印刷
 

(10)印刷、文字


印刷

文字
 

(7)AutoCAD LT2012 サービスパック1の適用

AutoCAD 2012 / AutoCAD LT2012にサービスパック1が配布されています。これにより様々な不具合の修正などが行われています。

サービスパックの内容について説明しています。(autodesk readme より)

 

(1)サービスパック1のアップデート方法(Autocadから)

対象ユーザーの場合、AutoCAD画面右上のアイコンに下図のように表示されていますのでカーソルを上に持って行きます。

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"製品のアップデートがあります"となっていますので、下の"今すぐインストール"をクリックします。そうするとwebブラウザが開いて次のような画面が出てきます。

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更新ボタンをクリックします。autocadが実行されていると次のような画面になりますので、AutoCADを終了させてから再試行をクリックします。

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ブラウザが実行されていても同じようになりますので、同じく再試行をクリックします。これでアップデートが完了します。

 

 

(2)サービスパック1の対象製品

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(3)VistaとWindows7での注意事項

AutoCAD または AutoCAD LT を実行中にこの Service Pack を適用すると、アプリケーションの終了を促すウィンドウが表示されます。

この場合、[自動的にアプリケーションを終了し、セットアップ完了後に再起動を試みる]オプションは選択しないでください。予期しないエラーが発生する可能性があります。

代わりに、手動で AutoCAD または AutoCAD LT を一旦終了して、アプリケーションの終了を促すウィンドウでは[無視]をクリックしてください。また、Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。

 

(4)問題点の解決

 

「ハードウェア アクセラレーションを有効にする」のチェック

CPU 統合チップセットを利用している環境でハードウェア アクセラレーションを利用した

場合、使用可能なビデオ メモリを正常に返さない。

 

3D ナビゲーション ツール

• 3DConnexion の設定が、変更後に保持されない。

• 3Dconnexion デバイスで、現在のコマンドがキャンセルされない。

 

Autoloader

• SeriesMax パラメータ設定でリンクされると、Autoloader が失敗する。

• Autoloader により部分 CUI はロードされるが、バンドルを削除したり再インストールすると、表示されないことがある。

• platform パラメータに "AutoCAD*" と指定すると、AutoCAD と AutoCAD ベースの製品にバンドルがロードされる。

• Autoloader を使用して WPF カスタム コントロールを含むカスタム CUI ファイルを追加すると、レジストリ エントリが必要になるため動作しない。

 

配列複写ダイアログボックス

• ARRAYCLASSICコマンドの追加。これにより配列複写ダイアログボックスが利用可能になる。

 

ブロック

• OLE オブジェクトを含むブロックにスナップしているとき、AutoCAD が不安定になることがある。

• [拡張属性編集]ダイアログで属性文字を編集すると、フェイタル エラーが発生することがある。

• ブロック エディタ内から図面を保存すると、図面の内容全体が失われ、編集したブロックの内容に置き換わることがある。

• ブロック テーブル パラメータを含むブロックを修正しようとすると、遅延が生じることがある。

• ブロック エディタでロックされた画層上のジオメトリを含むダイナミック ブロックを編集しようとすると、AutoCAD が不安定になることがある。

• ブロック エディタを閉じた後、ブロック エディタのツールバーが表示されたままになることがある。

 

ディジタイザ

• WinTab ドライバを有効にした後、コマンド ラインにエラー メッセージが表示されることがあり、タブレットが動作しない。 

 

ディスプレイ ドライバ

• CPU 統合チップセットを利用している環境でハードウェア アクセラレーションを利用した場合、使用可能なビデオ メモリを正常に返さない。

 

DWF

• エッジ上に表示された円弧と円が、単一の線分として表示される。この変更により、2D DWF/DWFx ドライバがポリラインでなく単一の線分として出力してしまう。

 

DWG

• 2 GB 以上の図面に対して UNDO[元に戻す]コマンドを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

寸法記入

• ペーパー空間の座標寸法で、ペーパー空間 UCS からの距離を正しく反映されない。

 

e-トランスミット

• COM API を使用して eートランスミットを実行した後で図面を閉じると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

Exchange

• Subscription のシリアル番号に更新した後、Autodesk Exchange に Subscription 以外のリンクが表示されないことがある。

• "@" のような特殊文字を含むユーザ ログイン ID で、オンライン サービスにログインできないことがある。

 

Express Tools

• NCOPY[ネストを複写]コマンドを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

• 反転したポリラインを使用しているときに OVERKILL[重複オブジェクト削除]コマンドを使用すると、ポリラインが不正に削除されることがある。

• 2 つの線分セグメント間に円弧セグメントがある場合、OVERKILL コマンドが正しく動作しないことがある。

 

ハッチング

• [ハッチングを分離(H)]オプションを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

イメージ

• マルチ フレーム QuickBird Tiff イメージ ファイルに、期待どおりの色が表示されないことがある。

• Adobe Photoshop PSD ファイルを挿入しようとしているときに、ファイル フィルタ リストにファイルが表示されない。

• Adobe Photoshop PSD ファイルを挿入すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

画層

• 半角英数字以外の文字で始まる画層の色を変更すると、他の画層の色が変更されることがある。

• 画層状態のリボン コントロールで、ビューポートの優先プロパティを適用できない。

 

マルチ引出線

• マルチ引出線を含む図面を旧バージョンに保存すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

修正

• ポリラインの編集時に、AutoCAD が不安定になることがある。

• NCOPY コマンドで、ペーパー空間に挿入されたブロックに含まれているオブジェクトのコピーに失敗することがある。

 

マルチ テキスト

• マルチ テキストの段落間隔の値を一度設定すると編集できなくなる。

• ビューポートが直交投影以外の場合、XY 値が正確にゼロでないため、True Type(TTF)フォントの文字列またはマルチ テキストがぼやけて太く歪んだ文字になる。

 

OLE(オブジェクトのリンクと埋め込み)

• Excel ファイルから AutoCAD にコピーして戻すと、AutoCAD が不安定になることがある。

 

開く/保存

• 図面のファイル名に "'%'" が含まれている場合、ファイル エクスプローラから開くことができない。

 

その他

• Symantec Norton 360 Version 5 がインストールされているシステムで、図面を保存したり開くと、AutoCAD が応答しなくなることがある。

• Open() API を使用時に、オートデスク以外の製品で作成された図面を開くことができない。

• 図面によってはグリッドを選択すると、AutoCAD が不安定になることがある。

• ビューポート内でマルチ テキストを編集した後にプログラムを終了すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

パラメトリック図面

• 一致拘束を図形に適用した場合、面積が正しくない。

 

PDF 書き出し

• “MS 明朝”フォントを使用しているファイルで PDF 書き出し機能を使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

PDF アンダーレイ

• PDF アンダーレイをロード解除すると、AutoCAD が不安定になることがある。

• 未定義の PDF アンダーレイをロード解除すると、AutoCAD が不安定になることがある。

• “MS 明朝”を含む図面を PDF に出力すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

パフォーマンス

• リボンがアクティブなときに、画面移動とズーム操作を行うと、多くの画層を含む図面でパフォーマンスが低下することがある。

• 64 ビット COM API でのパフォーマンスの向上。

 

印刷

• Xerox プリンタに複数の出力を送信すると、データが失われることがある。

• 印刷プレビューを選択すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

名前削除

• PURGE[名前削除]コマンドを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

リボン

• アプリケーション メニューから図面を開くと、リボンの[プロパティ]パネルの線種ドロップダウンに線種のプレビューが表示されないことがある。

• 複数の寸法に対して TEXTEDIT[文字編集]コマンドを使用すると、リボンのコンボ ボックスの文字列の高さが空になることがある。

 

スナップ

• スナップが有効なときに、カーソルがスナップ間隔に移動しない。

• SNAPGRIDLEGACY をオンにすると、コマンドがアクティブでないときにカーソルの以前のスナップ動作に戻る。

• 特定の LISP ベースの選択コマンドを実行中、以前の SNAP[スナップ]コマンドの動作に戻る。シート セット マネージャ

• シート セット マネージャのシート一覧表コンテキスト メニューに、いくつかのメニュー項目が表示されない。

 

• セル内でクリックすると、セル スタイルがグレー表示される。

• 表にデータ リンクを挿入後、データ リンク メニューがグレー表示される。

 

UI の強化機能

• PEDIT[ポリライン編集]コマンドでポリラインの頂点の接線方向を編集しようとすると、AutoCAD が不安定になることがある。

• グループに直方体が含まれている場合、グループの選択時に AutoCAD が不安定になることがある。

• オブジェクトがロックされた画層にある場合でも、オブジェクトの位置を微調整できてしまう。

• グリップ編集中に ViewCube を使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

• 右クリック メニューを無効にしているときに、右クリックによる選択または交差選択が正常に動作しない。

 

Visual Basic for Application

• VBA フォームに AcFocusCtrl を挿入できない。

 

Visual LISP

• (setvar の) ATTDIA の値に基づいた属性を持つブロックを挿入すると、属性ダイアログが表示される。

 

表示スタイル

• 隠線処理ビューでオブジェクト スナップを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

 

外部参照

• [開く]ダイアログ ボックスと[外部参照管理]間での操作時に、AutoCAD が不安定になることがある。

 

ズーム/画面移動

• レイアウトで XY インジケータをズームすると、AutoCAD が不安定になることがある。