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AutoCAD 共通マニュアル


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AutoCAD共通マニュアル / AutoCADの作図    単位の設定

 

【単位の設定】

 

 単位設定について  

 

ScreenSnapz025

上の図はLT2015を起動して初期設定のまま線分コマンドを実行しています。線分を作図するときに1点目を指定して左側にカーソルを移動させたときの状態です。

 

設定ポイント

長さが"639.5671"となっていて、角度が"17°"となっています。ミリメートルで作図する場合は、小数点が4桁になっている部分を少数点以下を表示させないようにします。また角度においては"17°"となっていますが、こちらはもっと細かく"17° 15' 30"という感じで表示させます。


 

作図の単位(挿入尺度)

 

個人的には"ミリメートル"を使用して作図します。この場合の設定方法はアプリケーションメニューの"図面ユーティリティ"から"単位設定"をクリックします。

ScreenSnapz026

単位管理ダイアログボックスが表示されます。

ScreenSnapz027

初期設定で"挿入尺度"はミリメートルになっています。変更する場合は下図のメニューから選択します。

ScreenSnapz083

 


 

小数点以下の設定

 

一般的には"ミリメートル"を使用し、精度を"0"とした方が図面的には分かりやすいと思います。

設定方法はアプリケーションメニューの"図面ユーティリティ"から"単位設定"をクリックします。

ScreenSnapz079

単位管理ダイアログボックスが表示されます。

ScreenSnapz080

この中の"長さ"からタイプと精度を変更します。

 

タイプ

一般的には十進表記でいいとおもいます

ScreenSnapz081

精度

精度に関してはミリメートルを使用して作図する場合は、小数点以下は必要ないかもしれません。その場合は"0"を選択します。

ScreenSnapz082

例えばメートルで作図した場合は精度を"0.000"に設定することでmmまで認識出来るようになります。距離の計測などで表示が"4.250"となります。個々人の作図方法により設定します。

ScreenSnapz084


 

角度の単位

 

AutoCAD LTでの初期設定の角度単位は十進表記の"度"となっています。

ScreenSnapz085

しかし、この設定では角度が性格に表示されていないことになります。

例えば30度30分30秒の角度があった場合、初期設定のまま角度を測定した場合"31°"としか表示されません。

ScreenSnapz106

これは初期設定の角度精度が"0"になっているためです。例えばこれが下図のように精度"0.0"になっていたら

ScreenSnapz107

"30.5°"と表示されます。

ScreenSnapz108

そこで設定を変更します。

設定方法はアプリケーションメニューの"図面ユーティリティ"から"単位設定"をクリックします。

ScreenSnapz079b

単位管理ダイアログボックスが表示されます。

ScreenSnapz080b

この中の"角度"からタイプと精度を変更します。

ここでは十進法ではなく六十進法で30度30分30秒まで表示させたいとします。以下のように変更します。

 

タイプ

度 / 分 / 秒 を選択します。

ScreenSnapz090

 

精度

0d 00' 00" を選択します。

ScreenSnapz091

 

この設定で角度を表示させてみると"30d 30' 30""と表示されるようになりました。

ScreenSnapz109

注意:寸法値の表示に関しては、また別の設定となります。

ScreenSnapz110


 

角度の方向

角度の方向は初期設定では下図のようになっています。基本的には時計回りとなっています。

ScreenSnapz096

または

ScreenSnapz097

 

0度の位置を変更

アプリケーションメニューの"図面ユーティリティ"から"単位設定"をクリックします。

ScreenSnapz079b1

単位管理ダイアログボックスが表示されます。

ScreenSnapz080b1

一番下の"角度の方向"をクリックします。角度の方向を指定できますのでチェックを付けます。

ScreenSnapz098

一番上を0度にしたい場合は北にチェックを付けます。チェックを付けたらOKボタンで閉じます。


 

角度の回転方向を変更

時計回りにしたい場合は単位管理ダイアログで"時計回り"にチェックを付けます。

ScreenSnapz028

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