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AutoCAD LT 2013 使い方


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AutoCAD LT 2013 使い方 ≫ (4)使い方 − 作図の基本 ≫ 作図領域・用紙・縮尺

 

AutoCAD LTの作図準備として、次は縮尺と用紙サイズを決めます。特にモデルで印刷する場合は重要です。

 

重要:縮尺について

異尺度対応オブジェクトという便利な機能がAutoCAD2008以降から実装されています。文字・寸法・ハッチング・ブロックなどに最初から尺度を与え自動的に尺度調整させる機能です。この機能を使用する場合、以下で説明する縮尺についての概念が変わってきます。関連項目:はじめての異尺度対応

 

作図の領域

開いたばかりの作図領域がどの程度の大きさか分かりにくいと思いますので説明します。左下は(0,0)で同じだと思いますが、右上は自分の環境では(5000,2500)程度になっています。

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座標の知識に関して"AutoCADの座標"で説明していますので省略しますが、起動した直後の画面ではミリメートルの尺度単位の場合には横に5m、縦に2.3mの大きさ程ということになっています。PANツール等で拡大、縮小できますので実際に大きさは気にしなくてもいいですが、とりあえず開いたばかりの画面はそれくらいの大きさになっているということです。

 

 

図面範囲の設定

ここで領域の設定をしておくと少しだけ便利です。作図する場合、だいたいのプランは決まっていると思いますので、まずは使いたい領域の大きさにします。コマンドから"LIMITS"と入力します。これは作図領域(図面範囲)の大きさを指定するコマンドです。例えばミリメートルで1:100の縮尺でA3に印刷したい場合はA3の大きさが座標的に0,0の原点からX(横方向)42000、Y(縦方向)29700になります。"LIMITS"を入力後、"0,0"、"42000,29700"と入力してエンターを押します。

これで図面範囲が再設定されましたので、リボンの表示タブから2Dナビパレットの図面全体を実行します。これにより作図領域は縮尺1:100のA3用紙サイズの大きさが表示されたことになります。

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用紙と縮尺の選択 

用紙の大きさはプリンター/プロッターにより変わりますが、最近はA3でも十分対応できるようになってきています。例えばA3の用紙横方向と使用することに決定したとして、次は縮尺の問題があります

レイアウト印刷の場合は後で用紙に合う縮尺に設定することで問題は無いですが、モデル印刷の場合は最初からどんな図面を書くか、どんなものを書くかを考慮し、縮尺を検討しなければ用紙に収まらないことになりかねません。

簡単な方法は三角スケールで実際にA3のコピー用紙に当ててイメージしてみるといいかもしれません。ここでの計画により作図領域に用紙の枠を配置します。

 

 

用紙枠の配置 ※レイアウト印刷の場合、用紙の枠は必須ではありません。

ここではA3横方向の1:100の縮尺で作図することとします。1:100のA3用紙の大きさは、実際のA3用紙が420mm×297mmなので100倍した数値の横に42000mm、縦に29700mmとなります。

長方形を作図します。リボンから長方形を選択して1点目に座標値(0,0)を入力します。

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2点目に座標値(42000,29700)と入力します。

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スクロールボタンをダブルクリックすると四角形全体が表示されます。この四角がA3用紙横の1:100の大きさとなります。

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その他の縮尺により設定しなければならない項目

 

文字 

初期設定ではStandardというスタイルが使用されます。文字の高さが設定されていなく、フォントもAriralとなっています。縮尺を決めた場合は、それに併せて文字スタイルを作成した方が便利です。

例えば1:100の縮尺ならMS Officeのワード等の10.5ポイント相当の大きさにする場合370mmに設定します。

関連項目:文字

 

レイアウト印刷で使用する異尺度の対応した文字にする場合は少し違う設定が必要になります。

関連項目:レイアウト印刷における異尺度設定

 

 

寸法

初期設定ではISO-25というスタイルが使用されています。全体の尺度が1:1のフィットとなっていますので、1:100の縮尺で使用する場合は、全てが小さく表示され使い物になりません。1:100で使用する場合はスタイルを作成する上で最低限フィット項目を1:100にしたいところです。スタイルの作成はこちらで詳しく説明しています。

関連項目:寸法線

 

レイアウト印刷で使用する異尺度の対応した寸法線にする場合は少し違う設定が必要になります。

関連項目:レイアウト印刷における異尺度設定

 

 

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